読者投稿 鈴木義彦編(188)

〖この記事を読んでいると、裁判所や法務省への批判記事をよく見かけるが、政治家、厚労省もいい加減すぎる。A氏らは鈴木から莫大な損害を受けながら、この損害金回収の目途が立てば、コロナ禍で悪戦苦闘している国民のためのセーフティネット構築や医療関係に寄付することも視野に入れていると聞くが、コロナ禍対策の本家本元の厚労省の役人がとんでもないルール破りをし、また馬鹿な政治家が相も変わらず夜な夜な銀座遊びをしている。裁判所だけが腐敗しているのではない。日本は大丈夫か? 北朝鮮からミサイルが飛んできているのに歓送迎会をやっている場合じゃない。危機感が全くない。本当に腹が立つ〗

〖最高裁長官をはじめ今回の訴訟を担当した品田裁判長達に対してもA氏側より裁判における誤審や誤判の是正を求めた書簡が送付されているという。これだけ世間から注目を浴びている裁判だけに、よもや蔑ろには出来ないだろう。最高裁長官に至っては判決文をみれば地裁と高裁の両裁判長の真実に反する認定が自明であることは分かるはずだ。両裁判長の誤りに正当に対処する事によって信用失墜した現在の法曹界の名誉挽回を図る大きなキッカケの一つになることは間違いない〗

〖以前は、よく夜の街へ飲食にでかけた。その時に近くの席で飲んでいる弁護士を見かけたことが数回あった。背広の胸に「秤」のバッチを付けたまま依頼者らしき人に接待されている様だったが、酔うほどに行儀が悪くなり、大声で卑猥な会話をしている奴が多かった。弁護士も人間だから飲むなとは言わないが行儀が悪すぎた。頭は良いかもしれないがセンスがなく、傲慢で品位が無く、女性にモテたことがないようなタイプが多かった。裁判官を経験した弁護士も居たかもしれない。「弁護士バッジをはずして、自分の金で品よく飲めよ」と思って見ていた事を思い出した。あんな人間とは一緒に飲みたくない〗

〖平成18年10月2日、西は鈴木と約束した分配金の受け渡しで、鈴木の代わりにTamという男と香港で取引する事になった。取引終了後に薬物入りのワインをTamに飲まされ意識不明となり、携帯電話のほか契約書や小切手等の所持品を全て奪われる事になった。西からすると犯行は鈴木の指示でTamが実行役だったことは明白だったが、警察や領事館の事情聴取には鈴木の名前を一切出さなかったという。とうとう鈴木は西に対しても強行手段を取るようになったということになるが、そうまでして金を独り占めしようとする鈴木の金に対する執着心は常軌を逸している〗

〖今はコロナ禍で海外へ行ったり来たりが自由に出来ない。そのせいで事業が破綻した会社や個人事業者が多いと聞く。タックスヘイヴンの地域も例外ではないだろう。鈴木が隠匿している1000億円以上の資産に問題が起きてはいないか。ペーパーカンパニーの窓口になっている人間もプライベートバンクの担当者もコロナ禍以前とは顧客への対応が様変わりしているかも知れない。電話やメールや画像でしか打合せが出来ない状態で、鈴木も相当不安なのではないか。金だけで繋がっている人間と付き合っていれば、間違いなくそんな不安に襲われる〗

〖鈴木が西と出会ったキッカケは東京プリンスホテルで開催された骨董市に参加したTAH(東京オークションハウス)のPRコーナーに鈴木の側近である天野氏が訪問し鈴木との面談を打診した事から始まった。鈴木から毎日のように秘書を通じて連絡が入り、西は食事や酒の接待を受けていた。西も酒が入り「西会長」ともてはやされて良い気になり、スポンサー風を吹かせた場面もあったのではないか。鈴木は、西にヤメ検の田中森一弁護士を親和銀行顧問に就かせることで新たな融資を受けることに成功し、他にも西は知り合いの業者を鈴木に紹介して十日で1割以上の金利がかかる借入で連帯保証をするなどの協力をしたが、それでも鈴木の資金繰りは追いつかず、会社の倒産が現実化する中で自己破産か自殺かという瀬戸際まで追い詰められた。そして西が鈴木にA氏を紹介することで、鈴木は救われた。その恩義を全部忘れたというのか。A氏がいなければ、お前の命運は尽きていたことを思い出せ〗(関係者より)

〖人間は、特に重要な場面で男には「一言」が大切だ。その「一言」で人間性が現れる。有事の際には言葉より行動、結果だと思うが、現代のような平和な時代には自分を表現するのは言葉だと思う。鈴木は、普段は無口のように見せかけているが、自分の私欲を満たすための口説き文句には長けていた。そして、この裁判で主張した様に、ぺらぺらと矛盾だらけの嘘を並べ立てた。これも一つの才能なのか。よく喋るというのは「臆病者」だという証だと思うが、鈴木の弱点をよく知っている長谷川元弁護士がその弱点をカバーしていた。逆に、A氏は自分の代理人弁護士を補助しなければならなかった。「これだけの証拠で裁判に負けるわけがない」と豪語したはずの中本弁護士には、裁判に勝つための確固たる方針も戦術もなく、裁判は明らかに不利になった〗

〖A氏に宛てた「遺書」で西は「一命をもっても許される事ではない」と懺悔しているが、自分がA氏に対して犯した裏切り行為は西を死に追い詰める重圧だったに違いない。その重圧をかけたのが鈴木だった。香港での殺人未遂事件後に「合意書」に基づいた株取引の利益分配が和解協議の焦点になりながら、鈴木は「和解書」での支払約束を平気で破り、その後、代理人として出て来た青田と平林により交渉が悪化しただけでなく、鈴木と青田の指示で動いた反社会的組織の人間による尾行では西自身も相当命の危険を感じていたはずだ。その中で命を懸けて対処しなければならないという思いが西を追い詰めていったのではないか〗

〖裁判所内で一番大事な事は、上司との会話に気を遣う事だと言われている。上司の考えが間違っていると気が付いていても、それをおくびにも出さず同調することが出世の早道だそうだ。武士の時代には、自分が仕える主君が間違った考えを持っていると命を懸けて諫めた(いさめた)。これが美徳とされ忠義と言われてきた。それは、国の為であり人民の為だった。昔の武士はそれ程の気概と信念を持っていたと伝えられている。裁判所だけでなく日本の役人は信念というものをどこかに置き忘れている〗(以下次号)

 

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