読者投稿 鈴木義彦編(175)

〖裁判の結果を受け鈴木は解放されたとか放免されたと思ったかもしれないが、10人前後の自殺者や不審死者、行方不明者の事件に関与している疑いがあることを忘れてはいけない。更には国外に隠匿している1000億円以上の資金(違法行為による蓄積)の解明も必至となる。鈴木の裁判の判決処理についての講義書面を受け取っている最高裁判所の大谷長官は事の重大さをしっかり認識し行動を起こすべきだ。悪事の総合商社のような鈴木を野放しにする事が、どれだけ社会全体に悪影響を及ぼし、また裁判所の信用失墜に繋がるかを重大に受け止め無ければならないはずで、再審の場で真実の追求に尽力すべきだ〗

〖鈴木は、平成9年10月15日付の借用書で年利36%、遅延損害金年40%と自筆している。 平成10年5月にA氏と鈴木の代理人の西が交わした「貸付金の年利を15%、遅延損害金を年30%とする」という覚書を忘れてしまっているのではないか。鈴木側は主張の全てにわたって自分に有利な事は嘘をついてでも強く主張するが自分に不利になるような事については忘れたようなふりをして「言っていない」とか「会っていない」「知らない」などと言っている。A氏の代理人弁護士は強く反論するべきだった〗

〖長谷川幸雄、平林英昭、杉原正芳この3人は正真正銘の弁護士、あるいは元弁護士である。「弁護士とは基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とし、この使命に基づいて誠実に職務を行います」と弁護士法に定められている。そして紛争を解決するために活動するのが弁護士のはずである。ところがこれらの代理人は依頼人である鈴木の権益は擁護したかもしれないが、原告であるA氏に対しては個人の人格否定を平気で行っている。そして社会正義の実現どころか悪を擁護し加担までしている。立場を弁えずやり過ぎとしか言いようがなく、紛争を解決するどころか更に広げている。裁判官も含めてこの人物達の責任は大き過ぎる〗

〖鈴木の裁判を担当した品田、野山の両裁判長には「判決に影響を及ぼすべき重要な事項について判断の遺脱があったこと」(民事訴訟法第338条、9号)は明らかで、再審を行うに当たっての要件を満たしており、品田、野山の両裁判長はその事実を真摯に受け止めて誤審、誤判を反省せねばならない。3年もかかった裁判の結果が不当判決となったことはあまりに矛盾していて、A氏や関係者達の無念さは半端ではない。これで鈴木がノウノウと暮らしていると思うと、憤りを禁じ得ない。再審の道を開き誤った判決を覆し必ず屈辱を晴らす時が来るだろう〗

〖一時、A氏の代理人だった利岡が襲撃され、重傷を負った事でA氏の代理人弁護士が、鈴木らを被疑者として告訴しようと準備したが、当事者の利岡が相手側と和解した為実現しなかった。これには大いに疑問を持つ。利岡は依頼人のA氏に何故相談しなかったのか。A氏は利岡に和解金額を聞いたが利岡は曖昧な言葉でしか答えなかったらしいが、勝手に想像すると和解を提案した犯人側の代理人(犯人が所属していた暴力団の組長)へ鈴木または青田からかなりの和解金の提供があったのではないかと思うが、それは私の考え過ぎか〗(関係者より)

〖A氏の資金力とA氏の人間性のどちらかが欠けていたら今の鈴木は存在していない。この事は鈴木自身だけでなく鈴木の家族親族にも十分に自覚してもらいたい。そしてこの両方を持っている人物はまずいないと言える。それくらい鈴木は奇跡的な出会いを果たしている。1000億円以上と言われる巨額な隠匿資金はもとより、そこに行き着くまでの状況がどういうものだったかを鈴木は決して忘れてはならない。そしてその後も何度となくA氏からチャンスを与えられ、さまざまな場面で譲歩してもらって来た筈だ。もうこれ以上A氏や他の人達に対する裏切りは止めるべきだ〗

〖2007年、冤罪事件で有名な袴田事件を裁いた男として静岡地裁で第一審主任判事であった熊本典道氏は合議の秘密を破り「事件は無罪の確証を得ていたが裁判長の反対で死刑判決を書かざるを得なかった」と告白。判決の翌年、自責の念から裁判官を退官し過去の重さから酒に溺れ家族を失い自殺も考えた。袴田さんの弁護団は「裁判官の殻を打ち破って判決の間違いを認め力になってくれた勇気ある方」と称賛した。熊本典道氏は「法廷では裁判官自身も裁かれている」とし裁判官の良心と正義を貫く精神を説いた。熊本氏のインタビュー記事を読めば品田裁判長をはじめ他の裁判官達も裁判官とはどうあるべきか分かるはずだ。品田裁判長は同じ裁判官として羞恥を覚え、鈴木の裁判を反省し再審に向けての協力を惜しまない事だ〗

〖鈴木は平成10年5月に親和銀行事件で逮捕され、懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡されている。逮捕起訴から約半年後の12月に保釈されたが、翌平成11年7月8日に株取扱の合意書をA氏、西と締結した。鈴木は、平成14年秋頃までは執行猶予中で表向きは目立った動きはしていなかったが、FR の役員を退任し、株主名簿からも名前を消したにもかかわらず、陰では暗躍を続け、宝林株で儲けた利益を横領しながらさらにFR株で莫大な利益を上げ執行猶予期間が過ぎるのを待ち遠しく思っていたかもしれないし、株取引の利益の独り占めが発覚しないことに最大の神経を払っていたと思われる。平成14年6月27日の借用書作成頃までは揉め事を起こさないようにしていたのだろう。宝林株取得に始まる多数のペーパーカンパニーの購入、オフショアのプライベートバンクの口座での利益金隠匿も秘密裏に行われていた。執行猶予の期間中は国外へ渡航する時は申請が必要なために自重していて、隠匿利益の海外への流出にはペーパーカンパニーの名義が必要だった。その事情を知る人間は多分、吉川と霜見ではなかったかと思う。しかしその2人はもうこの世にいない。鈴木の残虐非道なずる賢さがよく分かる〗

〖鈴木は外資系の投資会社を装うペーパーカンパニーを数多く持ち、自分の名前が表面化しないよう策を練って巨額な資金を隠匿している。裁判が正しく行われ裁判官が正しい判決を下していれば、これだけの大事件であるから国税、警察や検察等の各捜査機関が動いた筈だ。裁判官の大失態がとんでもない罪を見逃してしまった〗  (以下次号)

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