読者投稿 鈴木義彦編(144)

〖鈴木は、西や紀井氏が情報を国税や鈴木の周辺関係者に漏らした事で金融庁が動き、その結果、証券会社や金融機関等に自分の口座が開設できないと言っているが、親和銀行事件で総会屋や当時の広域暴力団組長との関係が暴露され、有罪判決を下された事や志村化工株事件で逮捕されなかったとはいえ、東京地検に本命視されたことが原因ではないのか。自分の責任を他人に転嫁する鈴木の人間性がよく出ている。鈴木の履歴を調査して金融機関でさえ取引相手として不適格と判断しているのに裁判所が鈴木の履歴に無関心だという事がおかしすぎる話で、全く納得できない〗

〖鈴木は亡くなった人を冒涜するような卑怯で許せない人間です。天野氏が亡くなる直前にクロニクルで使途不明金が発覚したらしいが、これは鈴木が天野氏に罪を擦り付けたものだと思う。赤坂のクラブの店長やママの投稿で、色々と天野氏の人となりを書いていたのを読んでも常識のある人と評価している。人を冒涜するようなそんな鈴木の卑怯な手口は許せない。これは西への対応でも同様で、西が言ったことや西がやったことのうち鈴木が頼んだ大きなことは多くあるのに全てを西のせいにしていて、亡くなった人のせいにする鈴木は最低最悪だ〗

〖裁判官は、この裁判で1000億円以上と言われる海外の隠匿資産に対する疑惑に一定の裁定を下さなければならないと感じた。そうなれば警察、検察、国税、金融庁(証券取引監視委員会)等の長年にわたる職務怠慢が発覚することに気づいたのではないか。「触らぬ神に祟りなし」ということで株取引に関する裁判部分は排除して裁判を早く終わらせる作戦を考えたのではないか〗

〖裁判官は和解協議後に鈴木がA氏に送ってきた手紙を2通とも読んだのだろうか。この手紙は合意書に基づいた株の取引が行われた事実を証明し、鈴木側が主張している強迫や心裡留保という主張を全て打ち消すものである。まさかこの手紙までもA氏に脅されて書いたとでも言うのか。時系列で言っても「質問と回答書」(乙59号証)はずっと後から裁判の為に準備された嘘の書類であり、強迫や心裡留保という言葉が鈴木の言動を打ち消す為に取って付けた主張である事も明らかである〗

〖隠匿している1000億円以上の資金が鈴木の所有だという根拠は証明できるのか。オフショアでは個別情報の開示に非協力的であることを売り文句にして世界中の資産を集めているのが現実だが、それだけに、それを暴き解明するために国際機関のOECD(経済協力開発機構及び下部機関の金融活動作業部会)があり、マネーロンダリングに対する監視とオフショアの諸国への協力要請を強化してきた。時には「パナマ文書」のように、脱税を目論む資産家に関わる情報を管理する税務事務所の何百万件もの情報が流出して大きな話題になることもあり、オフショアに資産や現金を置いている法人や個人の機密を暴くことになるが、その国の経済に混乱を来す可能性はあるにしても、日本の国税庁や金融庁が鈴木の隠匿資金に関連する情報を収集しているのは間違いない〗

〖3年にもわたって裁判は行われたが、鈴木側からその間に出された証拠書類、証言や主張には明らかに誰が聞いても分かる矛盾が多々あったにも拘わらず、裁判官が気づかなかった筈はない。余程の手抜きか意図的に見逃していたかのどちらかではあるが、いずれにしても司法の恥である事に変わりはない。この不正は将来いつまでも消えることは無く、消えるはずもない〗

〖西は、志村化工株事件で厳しい検察の鈴木の関与に関わる事情聴取を切り抜けた。その道に詳しい人に聞いた話では「その人間は相当根性があるな。ある程度ターゲットを絞った捜査は検察の面子にかけてやるので逃げきれない事が多い」との事だった。この記事を読んでいて西がそれほど根性のある人間には見えないが、何よりも鈴木の為に自分の身を犠牲にできることが不思議で、やはり金の力が人を変えたのか、と思わざるを得ない〗

〖人間はそれぞれの性格をそう簡単に変える事は出来ない。ましてそれが過失ではなく故意であれば尚更である。鈴木に至っては表に出ているものも内面に隠しているものも含め、過去の犯罪は全て故意でありしかも悪質である。今回の「貸金返還請求事件」を扱う上で、裁判官は鈴木の前科前歴を大いに検証するべきだった。確固とした証拠もなく、強迫や心裡留保に逃げるのは絶対に状況が不利な場合の法廷戦術であるのは手に取るように分かる。そんな手口を裁判官がなぜ疑問視しなかったのかが不思議でならないし、むしろ裁判官がその方向へ導いたような印象さえある。この事件は被告である鈴木本人と代理人になった人間達の前歴にまでメスを入れる必要があった〗

〖普通、裁判で証言が二転三転すると真偽を疑われ、原告、被告に関係なく、その人の証言が採用されることはないのが通常だ。大抵は嘘をついて言っていることが多い為、発言が纏まらない。この裁判は二転三転する証言の中から裁判官が被告の失言を省いてやって、もっともらしく見える発言だけを選択して採用しているように思える。通常の裁判ではあり得ない事だ〗   (以下次号)

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