読者投稿 鈴木義彦編(140)

〖鈴木は、A氏の買い支え資金で西が高値誘導した株を紀井氏に指示して投資会社や証券担保金融業を経由して売り抜けていた。証券担保金融会社と言えば鈴木の後輩の吉川某が経営していた「五大」がある。当初、鈴木が扱う株の殆どはこの「五大」を経由して売り抜けることが多かったと紀井氏が証言している。吉川某は鈴木と同行してフランスやスイスに行くことが多かった。吉川は鈴木の利益金の運び屋的存在だったようだ。その吉川某は何かの理由で鈴木と不仲になり、いつの頃からか行方不明になっている。今も消息が分からない。周囲の人間が鈴木に吉川の事を聞くと「あいつは死んだ」と答えたという。冗談でそんなことは言わないだろう。吉川某は鈴木が隠匿資金をスイスのプライベートバンクに預けている事は熟知していたはずだ。鈴木と金銭的なトラブルが発生して不仲になったと思われる。鈴木の秘密が守られている陰には西も天野氏、大石氏もそうだが必ず周囲の人間とのトラブルが発生している〗

〖関係者と思われる投稿の中に、鈴木は合意書を交わす1ヶ月以上も前に宝林株取得の報告書を金融庁に提出した詳細をA氏に黙っていたという事実があると書いている。その報告書には取得資金がA氏ではなく「紀井義弘からの借り入れ」と虚偽の記載をした事と、実態のない海外のペーパーカンパニーが取得名義人になっている事実が記載されていて、報告すればA氏から当然追及されるため報告など出来なかった、と言うより、既に鈴木は合意書作成以前からA氏を騙し裏切っていた事が分かる。鈴木の資金隠匿計画は既に始まっていたということになる。ここまで計画的だったとは、鈴木のあくどさには驚愕するばかりで、この男の悪行はどこまで根が深いのか。一刻も早く捜査機関は逮捕に本腰を入れて動くべきだ〗

〖親和銀行事件で鈴木は逮捕され実刑を受けた。この事件は、頭取がハニートラップを仕組まれたスキャンダルとして報道された。実は「ハニートラップを仕掛けて、頭取と外国人女性との情事を撮影したのは青田の仕業だ」と鈴木から直接聞いた話として西のレポートに書かれている。鈴木と青田ならばやりかねない話だ。親和銀行事件は鈴木が総会屋、暴力団組長と共謀してマッチポンプを仕掛けて親和銀行から100億円以上の莫大な不正融資をさせた事件である。ハニートラップは一番卑怯と言われていて、最低な奴等が駆使する罠だ。この事件だけでも鈴木は世の中から抹殺されてもいい人間なのだ〗

〖鈴木と西がA氏から世話してもらってきた事を考えれば、合意書では利益の分配を3分の1ずつとA氏が了解してくれてはいるが、鈴木と西はA氏の取り分をもっと多くする旨を進言するくらいの心遣いがあって然るべきだった。それを鈴木は、合意書にすら背いて莫大な利益を独り占めしてしまった。人として考えられない蛮行、暴挙である。借金すらまともに返済していないのに、言いたい放題やりたい放題で逃げ回りのうのうと生きている。許せない極悪人である〗

〖鈴木は当初、西の事を会長と呼んで煽てていたようだ。西はその気になって鈴木に協力させられていたと思われる。しかし、志村化工株事件で西の有罪判決が決まったのを境に鈴木の西に対する態度が一変した。鈴木は自分が弱い立場の時は諂い、立場が逆転すると居丈高になるという性格で、人間のクズなのだ。こんな人間の言う事を信じる裁判官がいることが信じられない〗

〖どう考えても合意書を認めないという裁判官の判断には疑問が残る。「経過報告や協議はほとんど行われていない」等として合意書の有効性を認めなかったが、合意書の内容に「乙と丙は本株取扱いに於いて全てを甲に報告するものとし、もし報告の義務を怠ったり虚偽の報告など不正の行為をした時には第2項(利益分配)の権利を喪失する」と謳っている。要するに経過報告や協議をしなかったのは、乙と丙つまり鈴木と西に原因があり、合意書を認めないのではなく、合意書に違反した鈴木を裁くべきだった。まるで鈴木の裏切りをうやむやにする為に前提である合意書を却下したとしか考えようがない〗

〖鈴木は、紀井氏の紹介で山内興産社長(末吉氏)からタカラブネ株20億円分を担保にしたら新たに60億円分のタカラブネ株を購入できると偽り、20億円分の株を預かった。その株を売却してFRの資金繰りに流用してしまった。その犯行が判明して詐欺で告訴されそうになるのだが、鈴木は常に自分の周囲の人間の知人に資産家がいないかを探り、紹介させ、そして儲け話と見せかけて金を出させる詐欺行為を繰り返していたのだ。おそらく西もこの手に乗ったのだろう。鈴木は根っからの詐欺師だ〗

〖今回の鈴木の蛮行と裁判結果を最も許せないと思うのは、鈴木と同じくA氏に窮地を救ってもらった人達だ。鈴木がA氏に対してしてきた裏切り、騙し、貶めは決して看過できるものではないと声を揃えて言うだろう。A氏とは会った事もない読者でさえも、怒り心頭になる程なので、関係者の心境は察するに余りあるものである。今後それぞれに動きが加速する筈だ〗

〖鈴木が、親和銀行事件で逮捕される寸前に西の奥さんに電話し、後は西に頼むと伝えて欲しいと言いながら、西に内緒で1800万円を借りていた。そして西には、改めて会社(FR)の事、愛人の生活費の事を頼んだ。西は鈴木が保釈されるまでの期間中、愛人に月50~60万円の生活費を届けていたという。しかし、鈴木は愛人に3000万円の現金を預けていたという事が後日解った。知人の奥さんの情にまで縋りながら金を借り、その知人には愛人の生活費まで頼む。こんな厚かましく図々しい奴は鈴木の他にいない。呆れるばかりだ〗(以下次号)

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