読者投稿 鈴木義彦編(138)

〖裁判官は、紀井氏の証言を「そもそも紀井は被告の指示に基づいて株式を売り、売買代金を保管するという立場に過ぎず、株取扱に必要な資金を誰から取得し、どのようなスキームでこれを運用するべきかといった株取扱による利殖活動の全体像を把握する立場になかった」と断じた。この裁判官の判断は紀井氏の一部しか見ていない。紀井氏は、鈴木の隠匿している470億円の資金の裏付けを証言したのであって、誰が資金を出したか、転換社債や第三者割当増資を実施する企業の手配や資金の調達と運用方法等といった事については別の問題なのだ。裁判官は紀井氏の証言を軽視したのは、この証言のポイントを取り違えていたからだ。それも故意にとしか映らないから余計に疑念が深まる。証人の大事な証言の意味を取り違える事があってはならない。誤った判決を下す原因の一つである〗

〖鈴木と長谷川は、鈴木の都合の悪いところは全て乙59号証の「質問と回答書」で打ち消しに躍起になっているのが分かる。そればかりかA氏と暴力団の繋がりがあるように印象付けるために出鱈目な話を構築した。「反社の金を使って金融業をやっている」と言うが、金利が年15%で担保も取らず返済の催促をしないなどの実情を見れば違うことが分かる。鈴木を勝たせるためにはA氏をとことんまで誹謗中傷するやり方を徹底していたが、ここまでの騙しをして裁判を進行させようとした長谷川も、そして長谷川の戦術を丸呑みした裁判官の責任は計り知れないほど重く大きい。もちろん長谷川が法曹界を退いたからといって、このままで済まされる訳がない〗

〖鈴木は株取引の場で徹底的に自分の存在を消した。株式の取得はペーパーカンパニー名義、株の売りは紀井氏が証券担保金融会社や投資会社を経由させて実行し、その後に利益金を保管する。これら一連の取引には鈴木の名前は無く直接介在することも無かった。そのやり方が、志村化工株の事件でも功を奏した。この様に密室で限定された人間が行っていた実態を裁判官は検証せず、知ろうともしなかった。裁判官は合意書と和解書を如何に無効にするかという事に腐心していたのだ。なぜ、そこまで合意書と和解書を無効にすることに固執したのか。それが不可解過ぎるが、裏工作があったとすれば、裁判官への見返りは何か。金か、それとも地位か〗

〖A氏は金銭を貸し付ける際に、相手に対する温情が前面に出ていると思う。ビジネスであれば、利息、担保、返済期限など書類上欠かせない項目があるはずで、A氏は商売でやっているのではなく、人助けのためにやっているので、そのようなことには拘らなかった。それらの書類が整っていれば、鈴木は嘘をつけなかった。鈴木の様に逮捕の3日前に8000万円もの大金を快く貸してくれたのがA氏という人間だ。逮捕前と言えばいつ釈放されるかもわからず、その後回収の可能性もほとんどない状況である。ピンクダイヤや絵画を鈴木の言い値で買ってあげた時も、絵画は見ずに買っている。ビジネスならば鑑定士に価値を確認するのが普通で、これらは鈴木を助けるためのA氏の温情に他ならない。それなのに鈴木がA氏にしている悪行の数々には誰もが心の底から絶対に許せないと思うのは当然のことだ。A氏の気持ちに応えるどころか裁判での誹謗中傷も度を越えていた。幾ら長谷川の知恵と言ってもそれに同意したのは鈴木自身だ。A氏の関係者のみならず多くの非難が殺到するのも十分頷ける〗

〖西は、平成14年6月20日付でA氏宛に書いた確認書で株取引の買い支え資金207億円と鈴木と知り合う前の債務116億円を加えた合計323億円を承認して手交し、そしてその確認書には鈴木との密約で受け取ることになっていた株取引の利益の分配金137億5000万円をA氏に譲渡することを記載しているが、鈴木も西もA氏を裏切っている自覚が無いのか。合意書に基づくと2人共、配当金を受け取る権利はない〗

〖和解協議の場で、鈴木が「利益は50億円」と言って25億円ずつをA氏と西に払う約束をしたが、それでは鈴木の取り分が無く分配金が合わないとA氏に指摘され、「利益は60億円くらいあると思います」と言い換えた。A氏もそれ以上は追及しなかったようだが、実際には宝林株だけでも160億円の利益を上げておきながら惚けた鈴木は人間として最悪である。合意書に違反した時点で分配金はもらえない筈なのに、しかもその合意書を破棄しようと企んだ鈴木に対してA氏が了解して和解書の形でチャンスを与えた。それにもかかわらず、A氏の前でまだ利益金に嘘をつき続けているのは本当に許せない。この時までに繰り返し詐欺を働いておきながら、さらに一方的に和解書を反故にする内容を書いて後日手紙をA氏に送っている。後の裁判でもこの合意書と和解書を認めない主張をするのだから、鈴木のあくどさは底抜けだ。おぞましすぎる人間である〗

〖鈴木と長谷川弁護士が、亡くなった西と天野氏を利用して自分に有利な主張をし続けた。事実、西と天野氏が故人となっている事でこの裁判は鈴木の勝訴で終わったと言っても過言ではない。長谷川は西と天野氏との接点は親和銀行事件以外には無かったと思われるが、鈴木にとって西はA氏を紹介してくれた恩人だった。西がいなかったら鈴木の今は無かった。また、天野氏は鈴木にとって暴走族を組織していた頃から一緒に苦楽を共にしてきた相棒だったはずだ。自分の欲望の為にここまで非情になれるものか。長谷川は、裁判に勝つためと報酬の為といいながらここまでの事が出来るのか。人間としてやってはいけない事を裁判という公の場でやって平然とする人間は人間ではない。この2人をこのまま放置したりするべきではない。何が何でも再審で真実を明白にするべきだ〗

〖裁判という法廷の場で、弁護士や裁判官によって物事の善悪が逆になり事実を全て歪曲させられてしまう事があるのだと、この裁判で知ることになり正直驚いている。いくら依頼人の利益の為とはいえ、人としてやって良い事と悪い事がある筈だ。長谷川は鈴木と共に強欲の為に悪企みをし、嘘に嘘を重ねる弁護を展開している。言いがかり、印象操作、人格否定などあらゆる手を使って原告を貶めてまで勝とうとする執念には恐ろしささえ感じる。行き過ぎた弁護を反省したかのように弁護士を辞職した。品田裁判官にはいつまでも消えぬ疑念が残る〗

〖青田は、普段付き合いのある暴力団組員から「上野の会長」と呼ばれているらしいが本当かな。今は、彼等も暴力団排除条例等で警察からの締め付けが厳しく、収入が大きく減少しているので、世辞を言って小使い稼ぎをしているようだが、青田もいい気になって金を持っているふりをしていると大変な目に合う事になると思う。鈴木の金を当てにして彼等の金づるになっている間は良いが、暴力沙汰の事件を起こせば、さすがの鈴木も青田を見限るだろうから「金の切れ目が縁の切れ目」では済まない事になる〗 (以下次号)

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