〖鈴木がA氏との折衝、交渉、頼み事の全てを西に任せていたのは周知の事実だ。それにもかわらず、「質問と回答書」(乙59号証)で長谷川弁護士が「被告は、西に代理権を与えていたか」と鈴木に質問したのに対して、鈴木は「西に代理権を与えたことはありません」と答えている。西はA氏を安心させるために数々の書類をA氏に渡している。その書類は鈴木の嘘を証明する証拠になるものが圧倒的に多い。その為「それは西が勝手に書いたもの」と西のせいにする為の工作だったことは明らかだ。一時期は同志だった人間の自殺を利用するという血も涙もないやり方だ〗
〖青田から「顔写真を削除しろ」とのクレームが入ったようだが、この男は鈴木の悪事の片棒を担ぐ奴で親和銀行不正融資事件の発端となった辻田頭取(当時)に対する美人局事件で、女性との現場を撮影した張本人であり、和解書で鈴木が約束した支払についてA氏の代理人を務めた利岡正章を暴漢二人に襲わせた事件の教唆犯の疑いが強く持たれている。というより実行犯の関係者数人よりの証言もいくつもある。また赤坂マリアクリニック乗っ取りに絡んでは威力業務妨害、窃盗、有印私文書偽造行使、詐欺、横領、強迫、公正証書原本不実記録等の嫌疑がかけられている。こんな奴をこのまま野放しにしておく訳にはいかない。青田は海外でも詐欺行為を働いているから、今後更に世界中に顔写真を公開して注意喚起が必要だ〗(取材関係者より)
〖鈴木の実父徳太郎は、鈴木の事情をよく知る関係者によると「息子と青田は悪だが、天野氏は常識人だ」と話していたという。親として息子の悪人ぶりを十分に承知していたという事だ。現実には鈴木が散々A氏に迷惑をかけ裏切り、違法に取得した資金の恩恵に与っていた事になるが、父親はどこまで事実を実感していたのだろうか。鈴木が隠匿している資金が明らかに尋常ではない事は感じていたと思うが、息子がどれほど「ワル」であるかを実感していたのか。もし鈴木が正直に話していなかったとしても、善悪を見極めてA氏の関係者には協力したことがあった(西の会社で部長をしていた)が、妹の徳田邦子は金のためとはいえ義彦に全面的に協力していたようで、今後は2人の娘にへの影響は問題が解決しない限り消えることは無い。仮に再婚して姓が変わったところで真実は隠せないし、消えることもない〗
〖宝林株の引受先を鈴木がフュージョン社の紹介で準備したペーパーカンパニー3社名義とし、取得原資は「紀井義弘からの借入金」と金融庁に報告した時点で鈴木の計画はほぼ成功していたのではないか。言い方を変えればA氏を騙し裏切る準備が完了していたという事だ。後は、A氏に買い上がり資金の支援を承諾させれば、売り抜けは紀井氏に任せて自分は金勘定をするだけだった。この悪党の裏切りと利益金隠匿はすでにここから始まっていたが、A氏から借りた約28億円を返済せず、親和銀行事件で警視庁に逮捕され約半年後に保釈されてもA氏の所には一度だって挨拶に出向かなかった。鈴木は小指の先ほども反省などしていなかった、というより愛人宅で朝から酒に溺れていながら、西が証券会社の課長から宝林株の買収話を持ちかけられた際には「今度こそ警察に捕まらずに上手くやってやる」と考えたのではないか。宝林株の実利を独り占めするための周到さが何よりの証だ〗(関係者より)
〖和解協議の場で西から尾行の件や株取引での利益金の総額、香港での事件、「合意書」破棄の為の10億円の報酬等々、鈴木はこれまでの裏切り行為を追及されても、それを頑として認めず終始開き直りの態度でかわそうとするのは醜悪以外の何物でもない。ただただ鈴木のあくどさが如実に表れる結果になった。内心では窮地に追い込まれている心境を悟られないようにするためか、特に西に対しての言動が感情的になっていく様子が窺える。協議の最後まで狡賢い鈴木は株取引の純利益が総額470億円であるにもかかわらず60億円で押し通して、A氏と西にそれぞれ25億円を支払うと約束して、それを元に作成された「和解書」に署名したにもかかわらず約束を守らず逃げ隠れしている非道な人間だ〗
〖鈴木は悪事を働く際、自らの関与を隠すために名前は一切表に出さず、株の取得や市場での取引、さらに利益の隠匿は海外のペーパーカンパニー名義で行い、西に指示して株価の操作を行い紀井氏に高値で売り抜けさせていた。こうした一連の株取引の実態を裁判官は全く理解しようともしなかったと思われる。ここまで鈴木の名前が出ないにも拘らず、鈴木が莫大な資金を手にしているという事に何故疑念を持たなかったのか。明らかに何らかの違法行為が行われていたと考えるべきではないか。あらゆる可能性から紐解いていかなければ犯罪を見逃してしまう。裁判官の仕事とは何なのかを問いたい、というより裁判官自身が誤った判決を出している事実を自覚してしっかり善後策を講じるべきなのだ〗
〖裁判所や裁判官達の堕落した実状は一般人には想像も出来ない。しかし、それを把握している弁護士は、例えば長谷川のようにいかに主張が出鱈目で嘘ばかりであっても上手に工作すれば正当化できるかを知って、それを弁護士の仕事だと思い込むことになりかねない。裁判の制度、特に民事裁判においては抜本的な改革をしないと、現状のままでは長谷川のような弁護士による嘘だらけの主張で有力な証拠が骨抜きにされる危険が横行するのは避けられないことになってしまう〗
〖鈴木は合意書を破棄しようと必死になったが、西は鈴木には「破棄した」といってはいても、さすがにそこまではできなかった。平成18年10月13日にA氏から合意書を見せられ、さらに3日後の10月16日の協議で紀井氏が真相を明らかにしている事実を突きつけられても、鈴木はギリギリで宝林株の取得そして宝林株取引が合意書に基づいて実行されたことだけは認めた。ところが、そうした経緯を裁判官は全く無視して合意書の有効性さえも認めなかった。しかし、もし合意書を交わしていなければ、A氏が買い支え資金の支援をすることは無かったはずだ。そうなれば株取引で利益を確保することは出来なかった。鈴木は親和銀行にも和解金が支払えなかったから実刑の判決が出た可能性は極めて高かった。鈴木は山内興産他にも返済をしていたようだが、それも出来なかったはずである。その結果鈴木はどうなっていたか…。様々な角度から検証しても合意書は明らかに有効であることは明白である。裁判官は重大な失態を犯してしまった事を自覚し最大の反省をしたうえで、自分に何ができるかを考えなければならない〗
〖鈴木が創立した富士流通は、その後エフアール、なが多、クロニクルと社名を変えていく。エフアールからなが多への変更は鈴木が親和銀行事件で逮捕起訴され、その後合意書に基づいた株取引の銘柄として鈴木がエフアールとなが多を散々に利用した。その後、志村化工株事件を経て再上場させるに当たってクロニクルに変更している。鈴木は逮捕された直後から表向きにはエフアールとは何も関係ないとしたが、とんでもない話で、天野氏が鈴木の言いなりになっていたに過ぎない。鈴木は株取引で得た利益を海外に流出させて隠匿を続けているために裏に隠れていなければいけないという思惑があった。エフアールでは鈴木は親和銀行事件で有罪判決を受けることは分かっていたから、代表取締役を辞任し、株主名簿からも名前が消えたが、転んでもただ起きない鈴木はそのことを逆手に取って完全に表社会から姿を消したように見せかけ、当時の代表取締役の天野氏の名前と立場を利用して裏で実権を握っていた。この頃、鈴木はA氏を裏切って隠匿していた株取引の利益を海外のプライベートバンクで運用して莫大な資金を手にしていた。鈴木はこの隠匿資金の一部を霜見誠に運用させ霜見が代表のJOF(ジャパンオポチュニティファンド)名義でクロニクルの新株を購入していた。天野氏は会社から鈴木の影響を排除しようと考えていたという関係者の指摘がある。鈴木も自分の秘密を知っている天野氏を疎ましく思い始めていたに違いない。鈴木がA氏に合意書に違反して内緒で株取引を続けていて、その利益が莫大に膨れ上がっていた事は天野氏も知っていた。多くの銘柄に手を出し、その転換社債や第三者割当増資を実施する企業との業務提携で間口を広げていた平成23年8月に天野氏が不審な自殺を遂げた。会社が天野氏の死について公式発表で嘘を流したため天野氏の自殺には会社内外で様々な噂や憶測が飛び交ったが、警察が会社の公式発表の嘘を看過したのは何故か。天野氏の自殺で鈴木の悪事は闇に隠れた〗
〖最近は裁判官の判決内容に対する苦情が多いようだが、訴訟進行については実際に法廷の中でのことなので、それは弁護士の力量次第だろう。後は忌避申立、即時抗告、特別抗告の資料を最高裁判所人事局調査課に送付する方法等があるが、裁判官の余りの理不尽な判断に納得がいかず、過去には東京地裁内に於いて裁判官が凶器で頭を殴られる暴行事件も起きている。犯罪を擁護する積りはないが、この堕落した裁判官達に一喝を入れる意味で良い刺激になったのではないか。今回、鈴木の判決内容に対する批判や非難は数知れず、誤審を繰り返した揚げ句の誤判に対して中には不正を疑う声が圧倒的に多い。担当した品田裁判長他の裁判官達もいつまでも怠けた仕事をやっていると今以上に非難が集中して苦情だけでは済まなくなる〗 (以下次号)