〖西はレポートに数多くの銘柄の株取引について具体的な手口と確保した利益額を書き残している。これは鈴木から株の買い支えの指示を受けた銘柄を記録したものではないのか。例えば「エフアール」株の取引きについて鈴木から「株価を800円~1000円前後まで上昇させるので350円前後で買いを入れてほしい」と指示され西は約600万株の大量の買いを入れている。この株取引で西は買い支えに8億円を使ったが、買い付け直後に株価が暴落し160円前後まで下がったので全株を売却せざるを得なかった。最終損益は12億円になった。一方鈴木は約40億円の利益を確保している。鈴木が最終的に確保した利益額を全て西に教えていたとは考えにくいが、鈴木から株の買い支えの指示を受けたことが分かる。全銘柄の取引内容が西のレポートに残されていれば、それは「合意書」に署名した鈴木と西による株取引の記録であり「合意書」の有効性を裏付ける決定的な証拠になるはずだ。また更に紀井氏の作成した「確認書」がその事実を立証することになるはずだ〗(関係者より)
〖鈴木は全て自分の都合で相手を動かす身勝手な人間です。西との因縁の出会いも鈴木から近寄り西を手の内にした。A氏に対しては西を利用することで信頼を得て一生懸命に頼めば聞いてくれるA氏の大きさと人間性を見抜き、合意書を作成して徹底的にA氏に買い支え資金を出させて膨大な資金を手にした。また和解書も自分から署名指印して、その後も自分の都合でA氏に電話をして具体的な支払い方法などの約束とその実行を約束しておきながら1ヶ月後に掌を返して一方的に手紙を送り付け、勝手に代理人を立てて和解書で約束したA氏と西への25億円ずつの支払いを撤回し、勝手に逃げ隠れしてしまった。宝林株取引で巨額の利益が転がり込んで目がくらみ、西にA氏を裏切らせた鈴木の策略はすべて鈴木の強欲に尽きている。こうしてみると、全てが鈴木の、相手に対する思いやりのない自分勝手な振る舞いなのである。このような傍若無人振りは鈴木の持つ異常な「強欲」が原因だ〗
〖鈴木にしてみれば、裁判で勝ったのに誰も自分に味方する意見がない事にショックを受けているだろう。上手くやり過ごしたと思っていただろうが大間違いだ。裁判官は騙せても裁判官以上に公平公正な目で判断する読者は騙せない。鈴木義彦の悪事は間違いなく犯罪である。罰せられなければならない。今、様々な情報がサイト側に入ってきているようなので、鈴木に辿り着くのも時間の問題である。覚悟して待つ事だ〗(関係者より)
〖鈴木は株取引に於いてどうやって利益を確保していたのかと言えば、買い支えの為に使った金が株式市場を通してそっくり鈴木の利益にすり替えられる仕組みだ。西が大量の買いを行った直後に株価が暴落していたようだが、鈴木がそのタイミングで大口の売りを仕掛けていたのは間違いない。もちろん鈴木は確実に儲かり利益の分配も一切しなかったので、西の損失額は膨らむ一方だ。西が鈴木に確認を求めても居直った態度で話にならない。こんな調子でやられたら、右から左に株式市場を通して鈴木に金を渡しているようなものだ。鈴木は「合意書」作成当時、A氏に「この株取引が成功しないと私も西会長も社長への返済ができません」と言って懇願していたが、返済の意思など全くなく、最初から計画的だったに違いない〗
〖鈴木のつく嘘は悪意に満ち溢れている。人の親切心に付け込み、利用するだけ利用してほとんどを口約束程度で信用させる話術で潜り抜けて、いざとなると言った言わないの水掛け論に持ち込む。それだけにA氏と西と鈴木とで交わした合意書の存在は命取りになると思い、気が気ではなかっただろう。悪徳詐欺師の証拠を残さない手口を心得ているかのような振る舞いには呆れるばかりだが、人を信用できない、そして人からも信頼されない憐れな男だ〗
〖とにかく鈴木の悪事の一つでも表沙汰になれば全てが公になる。海外に流出させた巨額の利益金の隠匿の事実が裏付けられれば逃れようがない。海外での隠匿の手段も違法であるのは間違いなく、ペーパーカンパニーの一部でも表面化すれば鈴木の財産として凍結されるらしい。一端凍結されると最低でも30年間解除されることはなく、その後国庫に没収される道を辿る。利益は1000億円を超えるまでに膨れ上がっているから国税や金融庁が動く。脱税、外為法違反等々、かなりの罪に問われることになり実刑は免れない〗
〖西の息子、陽一郎は自分の父親が鈴木に自殺に追い込まれたにも拘わらず、鈴木に対する恐怖心からなのか他に理由があるのかどうかは分からないが、A氏の関係者への協力を拒んでいる。陽一郎は西の自殺が判明した後にA氏宛てに届いた西の遺書をA氏が見る前に見せてほしいと嘆願したらしいが、これはA氏より先に何かを確認したかったのではないか。結局A氏は一旦断ったがそれでも陽一郎は「コピーを取って見せてほしい」と執拗だったので、その場でコピーを渡したという。逆に陽一郎と西の妻に届いた遺書のコピーを渡すように言うと返事だけで一切見せる事はしなかった。A氏に見られては困る内容でも書いてあったのか。西が息子である陽一郎に金を残していても不思議ではない。そんな事に触れる内容であれば当然陽一郎としては見せたくないだろう〗
〖鈴木はとにかく何でも自己保身のために利用する。たとえ署名押印した正式な契約書であってもだ。鈴木は平成9年10月15日付のA氏から借りた3億円の借用書を利用して、平成10年5月28日に売らせてほしいと言ってA氏から持ち出したピンクダイヤと絵画(実際には一度も持参していない)に対しての借用書であって、3億円は借りていないなどと主張したが、7ヶ月もずれがあり全くいい加減な主張にも程がある。また平成10年5月28日はピンクダイヤの持ち出しと借金の申し込みだったと思われるが、その日鈴木は念書を用意してきたにも拘わらず「私(鈴木)から手形を受け取っているにも拘らず当時のエフアールの常務の天野に絵画とダイヤの念書を連名で書かせろ」とA氏が念書を要求したなどと全く嘘の主張をしている。A氏を「金融のプロ」「高利貸」であると強調したり、自分が貸してもらえる状況ではないのにA氏がどれだけ有利な条件で貸してくれているかを棚に上げてA氏の人間性を貶すような事をよくも言えたものだと、もうこの男には言う言葉がない〗
〖鈴木は「すぐ返す」「時間がない」などと言い訳して極力署名押印した書類を残さず、口約束だけをするズルい立ち回りをしていた。そして仮に書類を出すことがあっても100%回収することに執着していたと関係者は皆言っていたようだ。だからA氏の手元に残った借用書や預り書を「回収漏れ」などと呆れた表現をしているが、そのような鈴木の性格を考えると10億円もの大金を西に渡すほど「合意書」の破棄に執着していたのも頷ける。いやらしいほどに用意周到で本当に鈴木は大悪党だ〗 (以下次号)