〖一連の鈴木の悪事は明らかに計画的だ。殺人事件では予め殺意があったか、なかったという事で罪の重さが違う。時によっては死刑を言い渡されることがある。鈴木の場合は死刑確定だろう〗
〖西が志村化工事件で逮捕起訴され、保釈された直後に西が「株取引の利益がこれから大きくなるので債務を圧縮して欲しい」とA氏に鈴木の貸金の減額を願い出た。そしてA氏が了解し40億円(鈴木の金利の希望は年36%、遅延損害金年40%で、この計算では70億円以上になる)を超える貸付金を25億円までに減額した。約1/3も減額しているが、とんでもない金額である。一般のサラリーマンが一生かかっても生涯収入は2億円前後と言われる。それをA氏は本来の計算よりも45億円もの膨大な金額を減額してくれたのである。これも鈴木が西に要請した事に違いない。こんな大事な話に何故鈴木は本人が同席しないのかも疑惑の行動である。直接A氏にお願いするのが筋ではないのか。そして更に鈴木は「A氏への返済で西に10億渡した」などと嘘をつき、A氏は10億円を引いて15億円にまでしたのである。さすがにA氏も何故西に10億円を渡したのなら最低でも電話で連絡をしなかったのかと鈴木に詰め寄ったが鈴木は「すみませんでした」と謝罪し俯いた。しかしこの10億円はもう既に読者の皆さんご承知の通り、返済金などではなく合意書の破棄のために西を釣った10億円だったのである。この鈴木という男の大胆不敵な嘘つきぶりは稀に見る極悪の詐欺師である〗
〖鈴木が西の自殺の記事を掲載したネットニュースのプロバイダーに記事の削除をさせた。その理由は何だったのだろう。ふざけたことを言っていると思う。文句があるなら姑息な事をしないで堂々と反論しろ。そしてお前の言い分が世の中では通用しないことを知るべきだ〗
〖今回の裁判結果は読者を驚愕させたに違いない。ひとことで言って何故A氏が負けたのかその理由が全く分からないからです。A氏の弁護士がまともに反論出来なかったというのは勿論ありますが、それより鈴木側の主張と証拠が全て矛盾と出鱈目という事が明らかではないですか。それに対してA氏側にはしっかりとした証拠や主張がズラリと揃っているのに、何故A氏は負けたのか。判決は明らかに公正公平ではない。この裁判は今や日本だけでなく海外でも問題視されるべきです〗
〖鈴木が提出した乙59号証の陳述書は、長谷川弁護士が所属する弁護士事務所で作成して鈴木が署名押印したものらしいが、内容が事実なら何故、法廷で裁判官やA氏側弁護士の前で堂々と質疑応答をしなかった。鈴木が小心者なのを知って2人で、事務所で打ち合わせしながら作成したのなら何度でもやり直せるし訂正もできる。こんな陳述書は裁判で認められていいのか。長谷川と言う弁護士は卑劣な奴だ。小心者の鈴木はこんな長文の台本は覚えられない。法廷での質疑であったならシドロモドロになって答弁が出来なかっただろう〗
〖私の個人的な見解ではありますが、鈴木はお金しか信じられない人間なのだと思う。しかも汗水流して働いて手にするのではなく、悪事ばかりを重ね、どうやったら金儲けができるかその事ばかりを考えて生きてきたと思う。金儲けの事を考えること自体は勿論悪い事ではないが、相手の立場や気持ちを尊重することもなく、自分可愛さに自分の事ばかりを優先し、何より相手を騙し裏切る。人の痛みの解る人間ならここまでの悪行が出来るものではない。親和銀行不正融資事件で逮捕起訴された時点で、鈴木は終わっていたはずだった。しかし、何故この男に運が味方したかわからないが、西の宝林株800万株取得の話からA氏との出会い、全てが好転していった。しかし運もいつまでも味方してはくれない。言い方を変えれば運を使い果たしたということだ。心を入れ替えることもなく、相変わらず逃げ隠れしている人間は運にも見放されるというものです〗
〖鈴木は、天野に「A社長とは絶対に会うな」と命令していたそうだが、これだけでも鈴木の臆病さと狡さが解る。天野はA氏の強い要請でA氏と会ったが何故か西が同席していた。西も自分の都合の悪い話が出るのではないかと心配だったのだろうがこれでは鈴木に筒抜けになるではないか。案の定、鈴木に漏れて、それ以後鈴木と天野の間は険悪になったらしい。鈴木は天野の立場が疎ましくなってきていた。親和銀行事件が原因で代表取締役を退き、株主としの立場も失っているが背後から会社を操作し続けていることに、天野も鈴木の事が煩わしくなっていたが鈴木を排除することは出来なかった。鈴木は都合悪くなれば天野のせいにしていた。その為、天野は多方面から追及されることが多かった。そのことを苦にしてかどうかは分からないが不可解な自殺(?)をしてしまった。鈴木は会社設立時から苦労を共にした同志迄死に追いやった。何という神経の持ち主だ〗
〖資金を出してもらう時だけ口先では最上級に相手を立てる言葉を並べ、態度では土下座をし涙も流すが、裁判になると全く知らぬ存ぜぬを通し、脅された・・・暴力団が・・・と一方的に被害者ぶり裏切る手段は貸金裁判で訴えられた被告の常套手段だと思う。鈴木もそれを演じている。百戦錬磨の裁判官なら嘘を見抜けない訳がないと思うが、この裁判に於いては何故か被告の常套手段が認められてしまった。理由が分からず全く後味の悪い酷い判決になってしまった。これではみんなが騒ぎ出すのも最もな話です〗
〖乙59号証の中で鈴木が西に代理権を与えていたか否かについての質問箇所がある。鈴木は「西に代理権は与えていません」と答えている。西が鈴木をA氏に紹介した時から鈴木は自分が都合の悪い時は全て西に依頼していたことは紛れもない事ではないか。西が鈴木の代わりに書いた書類や、鈴木とのことを克明に描いたレポートがある。その中にはこの裁判の重要な証拠になることがたくさん書かれている。鈴木が西に代理権を与えていると鈴木がかなり不利になる事を打ち消すための芝居を打ったが、長谷川お前は本当に弁護士か?民法に「表見代理」と言うものがある事を知らないのか。誰が見ても西は鈴木の代理人としてA氏と会っていた。長谷川と鈴木は亡くなった人間をどこまで利用して馬鹿に出来るのか。長谷川が無理に引き出した鈴木の回答だったが裁判官はこの問答をどのように受け取ったのか。法律家としての見識を問いたい〗 (以下次号)