読者投稿 鈴木義彦編(87)

〖この裁判は奥が深い。鈴木が訴えられたことで貸金請求の事件はもちろん、それ以外の鈴木が法を犯して海外に隠匿した巨額の資金に関する犯罪、その目的を達成するために鈴木の身辺で起きている不可解な事件などの原因が鈴木にあるのではないかという疑念を明らかにすることも出来た筈だった。つまり鈴木は貸金事件で勝ったからと言って自由になったわけではない。まだまだ争いは終わってないという事だ。徹底的に追及されることを覚悟しておくべきだ〗

〖鈴木は、FR時代からの同志である天野、大石をも使い捨てにした。彼等は、何故あんなに鈴木に尽くしたのかを考えると気の毒でならない。彼等には人間としての熱い血が流れていて自分たちの大将を庇う男気を持ち合わせていたのだろう。鈴木はそんな大事な人間でも自分が煩わしくなってくると簡単に切り捨てた。普通の神経の持ち主では考えられない人非人だ〗

〖今から約23年前、鈴木は西の紹介で初めてA氏と会う事が出来た。そして出会って間もない鈴木に信じられない金額をA氏は貸してくれたと同時に鈴木は人生を救われた。この事実だけを聞いても一生かけてA氏に恩を返していかなければならない程の事とわかる。そして金額面だけに留まる恩ではないと記事を読んだ誰もが同じ思いを持つと思う。ところが鈴木はこの23年の間、A氏を陥れ裏切り続けている。鈴木義彦という人間は恩人に対して恩返しをしないのではなく、恩を仇で返す、後ろ足で砂をかける最低な人間なのです〗

〖西はこの事件の中で最も許せない人間かもしれない。「世界同時株安」のバブル崩壊が起こる直前にA氏との付き合いが始まり、株取引を勧め「ブラックマンデー」でA氏に多大な損害を与えた。その後も、A氏の恩情で支援を受けながら生きてきた。しかし、何をやっても上手くいかず、A氏に本当の事を言えず結果的にA氏を騙し続けることになり、挙句の果てに鈴木と共謀してA氏を裏切った。記者の取材によると事業資金としてA氏から借りた資金を銀座の女性にはベンツ500SLの新車をプレゼントしたり、韓国クラブの女性の家を建てる資金に8000万円を流用したり、妻の実家のある秋田に迎賓館のような豪邸を建てたり、さらに奥さんには故郷の角館を店名にしたクラブを銀座でやらせていたほか東京オークションハウスの店舗を日本橋に1店舗、銀座に2店舗開いたという。A氏の期待を裏切り続けた西は鈴木に追い詰められ自殺してしまったが、人生の最後まで自分の意志の弱さからA氏に迷惑をかけたままだった。こんな男はあの世で罰を受けていることだろう〗(関係者より)

〖裁判官にすれば、今回の裁判は日常扱う数多くの事件の一つに過ぎないのかもしれないが、一般的に個人が訴えを起こすという出来事は一生に一度もない人の方が圧倒的に多い筈である。裁判を起こすというのはよくよくの事で、それだけに絶対に失敗や間違いは許されないのです。裁判官はもっと立場を踏まえてひとつひとつ揃えて提出してきた証拠、時間をかけて準備した書類に目を向けて検証して頂きたい。真実が勝たなければならないのです。嘘が勝つ裁判などあってはならないのです〗

〖鈴木の代理人弁護士の長谷川は弁護士資格を返上したらしいが、鈴木を弁護する為に弁護士生命を賭け、全知全能を使い果たしたのか。鈴木の弁護にはかなりのパワーが必要だったと思う。何しろ鈴木の数多くの嘘をもみ消し、有りもしないことをでっち上げてA氏を侮辱し、誹謗中傷し続け、裁判官のA氏に対する印象を悪くすることに力を注いだ。裁判官を手なずけるという卑劣な裁判戦術は生半可のものではなかった。裁判に勝つために「禁じ手」を連発した。所属事務所にも弁護士会にもいられなくなったのではないのか。懲戒を受ける前に手を打ったという事だろうが資格を返上したことで長谷川元弁護士の責任は逃れられるものではない。責任を果たす方法があるとすれば、鈴木を説得して同行し、謝罪するためにA氏と面談することだろう。2人は裁判に勝訴したので、今さら誰が何を言おうと関係ないで済ませたい気持ちは分かるが、こんなひどい誤判があっては絶対に良くない。鈴木が隠匿している悪銭は国が没収し、必要に応じて正しく使われるべきだ。特にコロナ禍で国民の多くが疲弊している今は、セーフティネットの強化は必須であると思う〗

〖鈴木が、平林弁護士と青田を代理人に指定したのはA氏が提訴する9年前だった。9年間の間平林と青田は代理人として何をしたのか。鈴木は手紙の中に、「平林と青田の協力がなければ現金の受け渡しが難しい」とまで書いている。A氏は代理人を立てることを拒否したが鈴木は承諾しなかった。この時の鈴木の精神状態は合意書の存在が明らかになった事で尋常ではなかったと思われる。代理人を立てるよう意見したのは平林と青田だったのではないか。この2人が代理人になった事で話し合いは泥沼化していまい、何一つ進展はなかった〗(関係者より)

〖鈴木は、A氏が人の窮地を見過ごしにできない性格だという事を知っていた。これは西に近づきA氏の情報を聞き出し、3人一緒に飲食することでA氏の性格を把握したのではないか。A氏は資金繰りに困って宝石や高級時計を売り込みに来る宝石業者を助ける意味でその日の即金で買い取ってやっていた。そういう業者が毎日多数A氏を訪ねてきていたらしい。業界ではA氏の名前が広まっていたのだと思う。鈴木はその連中からもA氏の情報を聞いていたのだと思われる〗(関係者より)

〖鈴木と西は出会った時期、お互いの会社の内容について話し合った時に、お互いの会社が資金難である事を知った。鈴木がその資金難を打開するための方策を話す中で、お互いの役割分担を決めて、融資が受けられそうな相手を検討した。しかし、必要な資金額が大き過ぎて相手が見つからなかった。西は窮余の策として自分が人生で一番世話になっているA氏の事を鈴木に言ってしまった事がこの事件の始まりだった〗  (以下次号)

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