読者投稿 鈴木義彦編(85)

〖鈴木は親和銀行不正融資事件(100億円以上)で逮捕されたが和解が成立した。保釈後A氏、西、鈴木の三者で「合意書」を交わし、それに基づいた株取引がスタートする事になる。鈴木が保釈されてから1年くらいで親和銀行に和解金として17億を支払うことになったが、ここで疑問に思うのは、鈴木が17億円もの資金をどこでどうやって調達したかという点です。これこそA氏、西、鈴木の三者で交わした「合意書」に基づいて行われた株取引で得た利益の一部なのは明らかです。A氏には実際の利益を誤魔化し、A氏に無断で和解金に充てていたから事実上の横領だ。鈴木の非道なやり口には煮えくり返る思いだが、ここでもう一つ注目したいのは、本来親和銀行に対して最低でも50億円以上の返済をしなければならない筈だが、それを17億円で和解に漕ぎ付けた長谷川の手腕というのは、良し悪しは除外して依頼人の望む通りに結果を出す優れた能力なのではないかと思ってしまう。しかし、鈴木はこの後もA氏を騙し続け莫大な損失を被らせてしまうのであるが、この男はどこを取っても「悪」の一文字しか見えてこない。こんな人間が他にいるだろうか〗

〖A氏の代理人の中本弁護士と戸塚弁護士に何があったのか。被告の代理人弁護士の作戦に見事に嵌ってしまった。しかし、それだけではないように思う。中本は家族からA氏の弁護を辞めるように言われていたようだが、家族が身の危険を感じるような出来事があったのか、鈴木や長谷川から脅かしや嫌がらせがあったのか。それとも親和銀行事件で暴力団や右翼との関係があることが分かったからか。そうでなければ、今回の裁判での言動は理解できない〗

〖記事を読んでいると鈴木の悪徳振りで溢れている。ここでもか、またか、こんな事までするのかという驚きと信じられない悪行に開いた口が塞がらない。そして、どうしてこんな男が裁判に勝ったのかと疑念を抱く一方である。都合の悪い事実は全てを否定して無かった事にして、A氏を陥れるような「反社会勢力と繋がっている」「金融のプロ」「高利貸し」などの表現を連発して、裁判官の心証を悪くしている。自分がされた事は「強迫」「心裡留保」「公序良俗違反」と全くの被害者であるかのように主張している。事実と180度違う展開に歯止めはかからなかったのか。あまりに鈴木の一方的で好き勝手な言いたい放題の法廷ではないか〗

〖この裁判は裏で大きな力が動いていたとしか思えない。例えば、大物政治家に裏金を使って頼んだのか。政界、経済界のフィクサーと呼ばれる超大物に金を使って手をまわしたのか。1000億円の隠し資産があれば、その10分の1の100億円を使えば、いかようにでも絵が描けるだろう。しかも裏金だから受け取る方にとっても好都合だ。そういう事であればこの裁判の全てを納得することができる。ただ、もし鈴木の関係者から根回し先の名前が漏れることがあれば、この件に関わった全ての人間の命は危ぶまれると思う。青田は一番口が軽いようだから、そこから情報が洩れる可能性は高い〗

〖鈴木の常軌を逸した利益金への執着は、宝林の株取引で160億円を超える莫大な利益を上げたことに目が眩んだからであることは容易に想像がつく。そして「合意書」通りに利益を一旦はA氏に渡して、その後に分配していたら、西から足が付き刑事事件に発展しかねないと感じたことはあるかもしれないが、利益を独り占めする為にストーリーを考え実行した鈴木の強欲には果てが無いと関係者はみているようだ。様々なところで犯罪に関わってきた鈴木だからこそ、自覚し先々を予想して予防策を立てるのだろうが、嘘や虚構は多ければ多いほど必ずボロが出て崩れる。便宜上作った確認書も、当時の西の借用書と「これは便宜上作成された」と明記された確認書がある。これが被告側の唯一の物的証拠だが、これで鈴木が勝訴することは誰が見ても誤判としか言えない。ここまで全体が明白になっているのに、今さら無駄なあがきは止めるべきだ〗(関係者より)

〖「釣った魚には餌をやらない」という言葉がある。鈴木は正にそんな性格の人間だ。紀井氏のような有能な元証券マンを「利益折半」という条件でスカウトし、充分に利用しながら約束の報酬の1%ぐらいしか払わない。天野氏や大石氏もそうだろう。彼らもFR社の創立に関わり、取締役として会社と鈴木に貢献してきた。天野氏は不可解な自殺(?)に追い込まれ、大石氏は親和銀行事件に巻き込まれ執行猶予が決まった後に、これも不審な交通事故で亡くなっている。鈴木の隠し利益金の運び屋だった吉川という男も行方不明になったままだ。それ以外にも多数の人がいる様だ。全員が良い思いをする前に鈴木の前からいなくなっている。鈴木にとっては好都合この上ない出来事ばかりだ。また、銀座や六本木でのクラブでホステスを口説いて愛人にする時も「店に借金があるなら清算してやるから店をやめろ」と言って店を辞めさせる。そしてその後はその彼女に生活費以外の金は使わないらしい。徹底したやり方をする人間だ。血も涙もない人間というのは鈴木の事だ〗

〖鈴木は筋金入りの嘘つきだ。和解書に真っ先にサインしたのは、西が香港で何者かに襲われ殺されかけた事件の容疑者にされそうになった事や、側近と思ってきた紀井氏に裏切られた事から動揺を感じた為に取った行動だったと言っているが、どうして鈴木が被害者になるのか訳が分からない、滅茶苦茶な主張である。A氏と西に強烈なプレッシャーをかけられたとも言っているが、全く身勝手な言い分で、しかしそれにも程というものがある。和解書についてA氏は「文言について気になるところがあれば修正します」と言ってくれているではないか。その雰囲気の中でどこがプレッシャーになるんだ。それに録音テープという動かぬ証拠もある。そもそも鈴木が合意書に違反したから和解書を作成する事になったのであって、逆に言えば鈴木が合意書に違反せずに取引していれば和解書を作成する必要などなかった。鈴木が原因を作っていながら、この言い分は聞き捨てならない。いい加減にしなさい〗

〖警察は民事事件には介入しない。困っている人が相談に行っても親身になって話を聞いてくれないという事をよく聞く。法律で決まっているとしても相談に乗ってやることが法律違反にはならないだろう。そんな暇がないのか、自分の手柄にならないからなのか。犯罪が起きていることに変わりがないのに、どうも納得がいかない〗

〖A氏の代理人弁護士は、今回の貸金事件に付随して鈴木にまつわる数々の事件や犯罪についてどう考えていたのか。あまりに重要な問題を放置し過ぎていたと思えてならない。例えばA氏の代理人になった利岡氏の襲撃事件について、確かに刑事事件であるから今回の民事裁判とは別扱いになるのだろうが、搬送された病院が分かっているのだから、主治医の陳述や診断書を取るなどの準備をする事も出来た筈だ。他にも10件以上の不可解な失踪や変死事件が絡んでいるのだから、あらゆる角度から鈴木を追い詰める事が出来たのではないか。3年もあれば相手の出方も分かるわけで、戦法も様々にあったはずだ。どれだけ真剣にこの裁判に取り組んでいたのか、と不信感を隠せない〗 (以下次号)

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