〖鈴木には民事訴訟では「偽証罪」が適用されない事を知っていて平気で嘘をつき通した。そして「民事裁判ではたとえ敗訴しても懲役刑は課せられない。支払命令が出て強制執行されても資産隠匿がバレなければ差押えも出来ない」と開き直って裁判に臨んでいたのだろう。まして、品田裁判長を抱き込んで無理矢理誤審させ勝訴判決を得た。これは世論が赦さないような社会的大問題に発展する大事件だ〗
〖鈴木の裁判は、当初、原告側の勝訴は間違いないだろうと思われていたが、被告側の代理人の長谷川弁護士によって、鈴木の嘘を正当化すと同時にA氏を誹謗中傷する為に「質問と回答書」(乙59号証)という創作に基づく陳述書を作成し、法廷に提出した。陳述書ではA氏が反社会的組織のフロントであるかの如く虚偽のストーリーを構築し、裁判官に悪印象を植え付け、裁判を有利に導いた。日本の民事訴訟はどんなに捏造された陳述書であっても、証拠として採用される事を長谷川弁護士は当然熟知した上での戦略だったのだろう。やることが酷すぎる〗
〖裁判官が、合意書と和解書を無効と断定した理由の中に「鈴木が明確に意思表示をした事実は認められない」と結論づけしている箇所がある。この判断は、どれだけ被告の肩を持つような一辺倒な考え方をしているかが証明されていて、不公平極まりないと思う〗
〖鈴木は、和解協議の直前までは合意書は西が破棄したものと思い込んでいた為に、A氏に連絡せず7年間も株売買に専念したが、和解協議前にA氏から合意書を見せられ、西の裏切りを知った。それでも鈴木は和解後にA氏に送った手紙で「合意書なんて忘れていた」と発言しているが、A氏から合意書を見せられた時には相当狼狽していたと思う。そして、3日後に西を交えて話し合う事になった。この3日間の時間で、鈴木は「余計な事を言わずに、A氏の要求を承諾する」覚悟を決めたと思う。ただ、隠匿している利益金の額は、最小限に申告して最終的に和解金を支払わずに済む方法を模索したのだろう。それが鈴木という悪党の本性なのだ〗
〖鈴木は、宝林株の購入資金について「自己資金だった」「知人の河野氏からの借入だった」「売買の話ではなくファイナンスの話で購入資金は必要なかった」などと主張を二転三転させたが、全てが嘘だった。また、金融庁へは紀井氏からの借入金として杉原弁護士に指示して虚偽の届け出をさせたが、購入資金の出所も、金融庁への届出書類も全て証拠が残っている。この経緯を見れば、鈴木の悪質な人間性が解る筈だ。裁判官は何処を見て裁判を進めていたのだろうか。不信感が募るばかりだ〗(関係者より)
〖裁判官は、その職種の特殊性から自分が上級国民であるというエリートの意識が高く、法服を纏い法廷の壇上に座れば、そこは、裁判長の独断と偏見が罷り通る一種の治外法権下と化し、逆らえる者は存在しないと錯覚している。判決文は法律用語を駆使し、敢えて分かり難い文章になっている。裁判官の理論武装からきているのだろうが、せめて公平な裁判と真面な判決を下すことを考えろ〗
〖鈴木は巧妙に西を利用し、裏から西を操っていた。罪を犯す際の理想的なやり方と言えるかもしれない。鈴木と西の双方がA氏に多額の借金を抱え、返済を優先すれば株取引の利益の取り分を失う恐れがあるためと鈴木も西も考えたに違いない。鈴木が唆した利益の山分けに乗り、鈴木の操り人形となった。金に執着した鈴木と西にA氏の姿はどのように映っていたのだろうか。二人の欲望が道を誤らせ、信頼を裏切る行為に繋がった〗
〖鈴木の裁判での品田裁判長の裁定は「合意書」の有効性を否定したことから、約470億円に上る脱税疑惑に絡む巨額な犯罪収益を見逃し、国に損害を与える決定的な汚点となった。品田裁判長の責任は計り知れない。法解釈を捻じ曲げて誰も納得できない判決を下したのは、まさに権力犯罪の極みではないか〗(以下次号)