〖西はA氏に後悔と懺悔を綴った遺書を遺したが、己の過ちに気付くのが遅すぎた。鈴木と出会う前から西には邪な気持ちが少なからずあったはずだ。それが鈴木と出会った事でタガが外れ、欲望を満たす為に鈴木の言い成りになってしまった。その西を裏切り、自殺するまで追い込んだ鈴木のあくどさは底知れない〗
〖鈴木に関わった人間が10人前後も不審死を遂げているという疑いが消えることは無く、その点で鈴木は百害あって一利無しの人間だ。被害者は鈴木に利用され、騙されて、犠牲になった。鈴木に対して恨みつらみを残して自殺した西もその一人だ。私腹を肥やす事しか考えない鈴木は騙しや裏切りを厭わなかったが、娘や息子にもその大きな報いが必ず待ち受けているに違いない〗
〖人は簡単には悪事を働けない。家族や身内までもが同じ様に見られるからだ。それだけでは済まない。現代の情報化社会においては住所や勤め先、また顔写真まで簡単に流出し、インターネットで配信される。本人だけで収まりがつかなくなってしまうのが現実だが、それでも批判や非難に沈黙し続ける鈴木は近親者にも多大な迷惑をかける罪深き人間だ〗
〖鈴木と西はいつも厄介事をA氏に持ち込み、西を通じてA氏に協力を依頼して来た。A氏はそれを断らずに依頼に応えて来た。A氏は今までの経験で「他人を援助する時はその場限りではだめだ。中途半端で終わってはいけない」という考え方を持っていたそうだ。そこまで考えてくれる人はこの世にいないだろう。鈴木はそんな人を裏切っていて心が痛まないのか。お前は背中に大きな罪を背負っている事を忘れているのか、忘れたふりをしているのか。いずれにしてもこのまま済まされることは絶対に無い〗(関係者より)
〖鈴木は資金援助を依頼する時は情に訴えて弱音を吐き、徹底的な弱者を演じる。こんな質の悪い奴を見た事がない。鈴木は、刑事事件では極刑を求刑されるような非人間的な罪を犯しているが、民事裁判では何故無罪と同等の判決が出るのか。こんな不条理な事があって良いのか。この裁判を一般に開示して裁判所は国民の審判を受けるべきだ〗
〖証券業界では鈴木の事をよく言う人は皆無で、その悪党ぶりはずっと以前から有名だったようだ。自分勝手な振る舞いが際立ち、特に金銭的なトラブルが頻繁にあったらしい。「鈴木は長く付き合える人間ではない」というのが定評だったようだ。鈴木が金だけでしか人とのつながりを持たなかったことが、こうした悪評の原因になっているのは間違いない〗
〖「意思表示を行なう者が自己の真意と表示行為の内容との食い違いを自覚しながら行う意志表示」と心裡留保の定義がなされているが、鈴木の主張では和解書を「書きたくなかったが、書かされた」という事になるのだろう。その理由に挙げたのが「脅迫され、監禁されそうになったから」という。平林、長谷川の両弁護士はどの判例から捻り出したのかは不明だが、恥ずかしくもなく、よくこんな主張が出来たものだ。品田裁判長も裁判官として、このような主張を支持できたものだ。何が強迫で、何が監禁に当たるというのか。それに、強欲で狡猾な鈴木が脅迫や監禁で70億円もの巨額な金の支払約束をする筈がない。一般の真面目な人が反社に脅されて書いたものではないのだ。品田裁判長は何処を見て裁判を指揮していたのか〗(関係者より)
〖他人を欺いて私欲を貪り、株取引の巨額の利益を隠匿している鈴木のような悪党を法律でも裁かなかったら、誰が裁くというのか。被害者が被った被害を鈴木に償わせるにはどの様な証拠があればいいというのか。今回の裁判の様に、被告の鈴木が事実や真実を認めず嘘の証言を繰り返し、借用書や約定書を全て無効と主張したが、その根拠も証拠も無い。たとえあったとしても、それは被害者を騙して作成したものなのだ。鈴木自身の口答での主張と、弁護士の主張のみを裁判官が認定して判決を下し、被害者の訴えが棄却されるという事が罷り通るならば裁判所も裁判官も必要がなくなる。高額な裁判費用は敗訴した方の当事者が支払わなくてはならない。こんな馬鹿げた事が裁判所で現実で起っている。被害者は「盗人に追い銭」をしているようなものだが、国がこれに加担しているという重大な問題ではないか〗(以下次号)