読者投稿 鈴木義彦編④(181)

〖西は平成18年10月2日に香港へ行く際に、何故A氏ではなく息子の内河陽一郎を同行させたのか。香港への渡航は、鈴木が西への利益分配の一部の支払いを香港で行うということからだったようだが、それならばなおのことA氏と一緒に行くことが優先されたはずだ。西もそれまでA氏を裏切り続けてきて真実を明かす絶好のチャンスだったろうが、その勇気がなかったのか。しかし西は香港で事件に巻き込まれて命を落とす寸前だった。西は息子の陽一郎とカジノで遊びまくっていたらしいが、鈴木に利益分配を実行させる器量がないというなら、A氏に真相をぶちまけてA氏に力を借りるべきだった〗

〖鈴木は、A氏からの借入で約束手形と借用書を使い分けているが、所詮は鈴木個人の借金なのだ。それを個人の債務とか会社の債務とか言える立場ではないだろう。保証能力のない会社と個人だと知りながら融資してくれたA氏の温情に対して、鈴木は裁判で自分勝手な嘘ばかりを主張した。そして、品田裁判長はその嘘を支持した。こんな、不条理極まりない裁判があっていいはずがない〗

〖鈴木は自分の金銭欲を満たすことだけで生きているような卑劣な犯罪者だ。世界中で経済の悪化が深刻化しているなかで、日常の生活を送るのが大変な人たちのために1000億円以上とみられる鈴木の隠匿資金を国が没収して財源にするのは大賛成だ。鈴木は金の虜となった為に、それ以上に大事なものを見失い、周囲の関係者を裏切り犠牲を強いてきた。鈴木は金を手にするために多くの人を騙し、死者や行方不明者だけでも10人前後も出すほどの状況を生んだ。日本中いや世界中が鈴木の1000億円以上の金を犯罪収益と考えている限り、鈴木の家族や身内にも未来永劫いい影響があるはずがない、と同時に、鈴木には世界中の眼が気になる人生しか送れないのは当然だ。このことは青田や長谷川にも同様に影響するはずだ〗

〖株取引の具体的手口について、西が書き残したレポートで明らかにしていた。例えば、鈴木の指示で株価の高値誘導をするために大量に買いを入れると、その直後に株価が暴落して莫大な損失を被ったという事実である。これは、株取引の段取りを西に知らせず、ただどの銘柄を買えとしか言わない鈴木の狡猾さを如実に物語っている。それこそ鈴木が西を利用して株価を上げさせ、間隙を縫って鈴木のみが利益を得る工作だった。その後に鈴木が約束通り「合意書」に基づいて損失額を精算したうえで利益を分配すれば問題は無いが、鈴木は利益の独占を謀った。鈴木にとって約束事や契約など一切関係無く、自身の我欲を満たす為に裏切り行為を平然とやる人でなしだ〗(関係者より)

〖鈴木は親和銀行を巡る100億円以上の不正融資事件で平成10年5月31日に逮捕されたが、銀行側と和解が成立した事で実刑を免れた。この時の和解金は約17億円だったが、被告人の身であった鈴木が17億円もの巨額の和解金をどうやって払えたというのか。裁判でこの和解金の出所を追及すれば、株取引で得た利益から流用した事は明白であったはずだ。またその事実が三者間で交わされた「合意書」に基づく株取引が実際に行われていた証にもなった。鈴木はこのほかにもタカラブネ株(20億円相当)を騙し取られた山内興産からも訴えられ、同じように約4億円を和解金で支払っている。2つの和解金の話は判決文に一つも反映されていない。A氏の代理人の中本弁護士は何をしていたのか〗

〖裁判の結果を受けて、多くの関係者は今も「有り得ない判決」と憤りを隠せないでいる。特に鈴木が巨額の海外資産を隠匿している事実が、選りに選って判決で隠蔽されようとした問題は深刻だ。鈴木は当初から海外のタックスヘイヴンに本拠を置くペーパーカンパニーを株取引のダミーとして用意し、利益金の流出を謀っていた。プライベートバンクでの運用利回り等を換算すると、平成18年10月当時の利益総額約470億円は今や1000億円を軽く上回ると言われており、特に今の円安傾向で2000億円にも迫るのではないか、とさえ観測される。そこで当然問われるのが脱税の問題で、関心を寄せているのは関係者や読者だけではないのはもちろんだ。鈴木が税務当局からとことん追及される日が必ず訪れる〗(関係者より)

〖品田幸男のような裁判官が鈴木の裁判で、法を恣意的に自分の都合がいいように解釈している実態が明らかになると、今の裁判所の在り方には危機感を感じざるを得ない。権力の横暴が浸透しているという想像が膨らむ一方だ。日本は法治国家である。法に従って政治や行政が行われる国である。それにより国民の基本的人権は守られている。しかし権力者が恣意的に法を曲げて解釈し、司法を司るようなことが起これば、法治国家の基盤がゆらぐ事態も起こり得る。品田のような振る舞いを見過ごす事は絶対にあってはならない〗

〖平成11年9月30日にA氏が鈴木に交付した確認書を、鈴木は裁判での唯一の物的証拠としていたが、いずれ裁判沙汰になった場合に備えるという鈴木の思惑があったとは、とことんふざけた人間だ。西に頼んでA氏から手形13枚を一時返還してもらった上に確認書まで出してもらい、直後に鈴木自身がA氏に「本当に有り難うございました」と西の電話を代わってお礼を言っていたではないか。A氏の計らいでFR社の会計監査を無事に乗り切る事ができたというのに、鈴木は周囲の人間たちまで裏切ったのだ〗(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です