読者投稿 鈴木義彦編④(160)

〖志村化工株の事件で西が検察に逮捕されるまでに、鈴木と西の駆け引きは2人それぞれの強欲さが出ているように思う。西はいわば「口止め料」を鈴木にいくら請求するか、鈴木は隠匿資金の分配をちらつかせながら、どれだけ圧縮するか、という攻防に見える。しかし鈴木の方が一枚も二枚も上手で、西がA氏を裏切ったことで、鈴木は嘘をつき続けたが、そんなウソがいつまでも通用すると思ったら大間違いだ〗

〖鈴木は「これまでに株取引で莫大な額の授業料を払ってきたので、絶対に自信があります」と熱弁し、A氏を説得して継続的な買い支え資金を約束させ、合意書を作成しました。その結果、株取引の利益は約470億円に達しました。しかし、鈴木は合意書を「忘れた」と一言で済ませ、裁判ではA氏と株取引の話など何もしていないと主張しました。こんな滅茶苦茶な言い分が通用するはずがないのに、品田幸男裁判長は「合意書」契約を認めず株取引の事案を争点から除外してしまったのです。こんな裁判を正当な裁判として認める者は世界中探しても誰一人としていないはずです〗

〖鈴木の悪企みは、バブル景気崩壊前後の1991年にFR社の株式を店頭公開した時に始まっている。バブル景気崩壊への景気対策として、日本は証券市場の活性化を図った。その結果、鈴木のような虚業家を数多く生み出し、一般投資家を煽って一攫千金を狙う輩が続出した。しかも証券市場では、FR社のように基盤が未熟な企業が乱立して上場廃止になるという現象が頻発した。鈴木は、そんな中で創業者利得を獲得するために株価を安定化させ一般投資家に関心や興味を持たせようと相当な無理をして、株価を維持するための資金調達をするようになった。そして破綻寸前の状況に陥って、他人を騙すことで生き延びていた時期にA氏に出会った。まさにA氏は救世主であった。しかし、立ち直るチャンスが到来したにもかかわらずA氏を裏切って私腹を肥やすことしか考えず、紹介者の西までも鈴木の裏切りに加担した。鈴木は人としての原点を忘れて、大事な約束を次々に反故にした。鈴木が、たとえ莫大な資産を手に入れても、それは自分の物ではないことに気が付かなければ、今度こそ人生が終わるのは当然の成り行きだ〗(関係者より)

〖鈴木は、男としても人間としても認められない、とんでもない卑怯者だ。A氏には大いに世話になり、土下座して「この恩は一生忘れません」と言葉では感謝したものの、鈴木の本心はA氏を騙すことしかなかった。和解後の手紙でも「大変お世話になりました」「男として尊敬します」と称賛しながら、その行動は裏切りばかりだった。このまま改心しなければ、必ず地獄に落ちるだろう。日本だけでなく、世界中の誰もが許さない〗

〖西田晴夫の側近だった白鳥女史はアイビーダイワ株で約15億円の利益を上げたことで証券取引等監視委員会と国税庁から内偵調査を受けることになり、平成14年にヨーロッパに逃亡した。その後は永らくフランスに在住していたようだが消息が分からなくなった。白鳥女史が海外逃亡した後、西田は株価操作の疑いで逮捕され拘留中に持病の糖尿病が悪化し死亡した。西田は自分名義で証券会社や金融機関の口座は持たない主義で、亡くなった後、「N資金」と言われる西田の資産の行方が注目されたが不明のままになった。西田グループの関係者の間ではヨーロッパにいる白鳥女史と鈴木が結託して西田の資金を運用しているという。これが真実だとしたら、鈴木という男が何処までも抜け目の無い、日本一どころか世界一の強欲者で、多くの関係者に語られる所以の一つになっている〗(多くの取材関係者より)

〖品田幸男裁判長は、判決で鈴木が合意書に基づいた株取引を実行した形跡がないと述べたが、西が残した詳細な株取引レポートや紀井氏の「確認書」には取引した具体的銘柄が示されていた。しかし、これらの証拠は判決に反映されず、露骨な不当判決が下された。当然のごとく品田裁判長が故意に不当判決を下したのではないかとの疑惑が浮上している〗

〖鈴木は、平成11年9月30日にA氏に便宜上書いてもらった債務完済の「確認書」を債務返済の証拠として法廷に提出した。余りにも幼稚な手法を使ったために、品田幸男裁判長は鈴木の主張を採用しなかったが、A氏が貸金返還訴訟で請求した約25億円については、鈴木とA氏の間で授受のあった15億円と10億円を全額鈴木の返済金として認定したために全く辻褄が合わなくなってしまった。15億円は宝林株の利益として西が同じ平成11年7月30日に持参したもので、10億円は平成14年6月27日に鈴木が書いた借用書の15億円を10億円に減額したことで、同年12月24日に鈴木が紀井氏を同行して持参したものだった。しかし、これも、A氏は返済金として処理したが、実際には株取引の利益の一部と分かり、返済金を利益に切り換えた。品田裁判長は、合意書や和解書ほか株取引に係るA氏の主張も裏付けの証拠も悉く排除したために、強引に返済金扱いにしてしまった。この裁判は、透明性と正当性に著しく欠けている〗

〖品田幸男裁判長は、自身の判決に対する多くの批判をどのように受け止めているのか。真摯に向き合わなければ、批判は一層強まり、裁判所全体にも悪影響を及ぼしかねない。今や裁判の詳細は世界中に広まっており、品田が頬かむりをしても風化するとは思えない。早々に自身の過ちを認めるべきだ〗(以下次号)

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