〖どの世界でも出世する為に、上司のお眼鏡にかなう様に媚を売り、ゴマをするのは世の習いである。司法界でも「ヒラメ裁判官」と表現され、肝心な裁判の仕事より、出世の為に日々上司の顔色を窺う事に専念している裁判官が多いという。こんな裁判官達に人生のかかった重大な裁判を任せられるはずがないではないか。品田裁判長もそんな裁判官のうちの一人である事は間違いないだろう〗
〖品田幸男裁判長の判決は、明らかに被告側に有利な偏見が見られ、鈴木の犯罪行為を隠蔽し助長するものである。原告が提出した多数の証拠を無視し、被告の主張を根拠もなく受け入れる姿勢は、公正さを欠くと言わざるを得ない。このような裁定は国家権力の濫用であり、品田と被告側の不正な関係が疑われる〗
〖裁判官の中には自分の考えをしっかり持ち、正義を貫こうとする優秀な裁判官もいるだろう。しかし、それは全体の中で見れば僅からしい。そして、そのような優秀な裁判官が上級の裁判官になれないのが裁判所組織なのだ。優秀な裁判官は裁判所組織に嫌気がさして辞めていく。残った裁判官はヒラメばかりだという事なのか〗
〖鈴木の証言が変わり続けたにもかかわらず、なぜこの裁判で証拠として採用されたのか疑問が残る。品田幸男裁判長は鈴木とその代理人の虚偽を見逃し、A氏の証言や証拠を退けた。そのため、多くの関係者が品田裁判長の判断に疑念を抱いている。真相が明らかになれば、品田裁判長が糾弾されることは避けられないはずだ〗
〖日本ほど「閥」が残っている国は珍しいと思う。役所は特に学閥に縛られている。東大、京大といったトップ級の国立大学を卒業することが国のリーダーになる条件になっている。更に明治維新以前の「藩閥」も明確に残っていて、政治家や高級官僚には山口県(長州藩)や鹿児島県(薩摩藩)、高知県(土佐藩)等、明治維新に功労のある県の出身者が多い。学閥と藩閥が一致していて、政治家や官僚を目指しているとほぼ当確となる。しかし、この派閥闘争が旧態依然としていて「縄張り争い」が日本の改革を邪魔している。政治家や高級官僚は、反社ばかりを目の敵のように取り締まらないで「自分達の縄張り争い」を先に取り締まるべきだと思う〗
〖鈴木の裏切り行為が和解協議で西によって暴露され、鈴木は窮地に立たされた。鈴木は50億円とA氏に20億円を2年以内に支払うことを和解書で約束したが、その後、西と紀井氏に騙されたと嘘をついた。この行動は男としてだけでなく、人間としても最低で情けないものだ〗
〖地裁の裁判所の所長が、事あるごとに裁判を担当している裁判長に「その裁定は、事務総局の考えと同じか?」と確認していたという話がある。この話を知った時に「やはり、そういう事なのか」と愕然とした。刑事裁判とは違って警察官や検事の取り調べの無い民事裁判は正義が勝つとは限らない。裁判所の中にいる悪人たちが決める事なのだ〗
〖鈴木が詐取した巨額の金に惹かれた弁護士たちは、倫理感を完全に失っていた。悪徳弁護士の象徴である長谷川幸雄はもちろん、杉原正芳も鈴木が調達した多くのペーパーカンパニーを外資系投資会社に見せかけて活動していた。和解交渉中にA氏の代理人を襲撃した暴力団総長と少なくとも2回面談し、事件を隠蔽しようとした平林英昭も同様だ。鈴木の犯罪行為に加担し続ける杉原と平林は懲戒されるべきで、悪事を暴露し罪を償わせなければならない〗(以下次号)