読者投稿 鈴木義彦編④(144)

〖平成14年6月27日に、鈴木のA氏に対する債務を改めて確認し合い、借用書が作成されて確定日付が取られた。これは、実際の債務40億円超(年利15%で計算した場合)を25億円に減額し、鈴木が西に渡していると言ったA氏への返済金の一部10億円を差し引いた借用書であった。A氏が25億円に減額を承諾した理由は西から数日前に「今後は株の配当が大きくなるので減額してやってください」という依頼を受けたからだった。さらに鈴木が当日に「西に社長への返済金として10億円を渡している」という言葉を信じて最終的に借用書の金額は15億円になった。西へ10億円を渡しているという点については、後日嘘だと分かったので、実際の鈴木の債務は25億円だった。まして、利益分配を行っていないのだから、40億円超の債務を減額する前提は崩れている。それどころか、鈴木が平成9年10月15日に持参した3億円の借用書を見れば分かるが、年利36%、遅延損害金年40%の計算では70億円以上になっていた。ところが鈴木は、法廷でこの日の事を「会っていない」とか「西に社長への返済金の一部10億円を渡したとは言っていない」と主張した。従って西に渡した10億円、借用書作成の事も知らないと惚けたことを言っている。しかし、鈴木が自筆で書いた借用書がA氏の手許に残っており確定日付印まである。品田幸男裁判長は、鈴木の債務25億円が存在することを認めた。しかし、その他の事についてはこのような虚言ばかりを吐く鈴木の主張を認めている。その根拠は何なのか、判決には明確な説明もなく全く理解不能だ〗

〖疑惑に満ちた鈴木の裁判は、明らかに法治国家である日本の司法の尊厳を傷つけ、現在の裁判の在り方に重大な影を落とす事になりつつある。それだけ鈴木の裁判の判決結果には世界中からケチが付いている。鈴木が株取引で利益を得られたのは買い支え資金が投入されたからに他ならない。また得られた利益は分配されず、鈴木が不当に詐取した。犯罪を容認する品田幸男裁判長は、間違いなく鈴木の共犯と言える〗

〖A氏宛ての西の遺書には「私は23年前に初めて社長にお目にかかっており、自分の人生でそれまで誰よりもすごいオーラとカリスマ的な存在感を感じました。絶対に大事にしなければいけない方だと思いました…」と、西のA氏に対する率直な思いが綴られていたが、鈴木に懐柔され結託してA氏を騙し裏切ったと謗られても西には弁解の余地はない。確かに鈴木の策略に嵌まったが、それだけ鈴木が巧妙だった事も窺える。西にも鈴木に付け込まれた大きな落ち度があったという自覚はあったはずだ。だからこそ、行き場を失い誰にも相談できずに遺書という形でしかA氏に対して謝罪出来なかったのかもしれない。後悔先に立たずと言うが、西をここまで追い込んだ鈴木はいつか同じ報いを受ける時が必ず来る〗(関係者より)

〖和解書作成時、470億円の利益がある事を西は何故か言わなかったのか。この時は利益が60億円だと言った鈴木がA氏と西にそれぞれ25億円を払うと言った発言を前提にした金額が和解書に記載されている。470億円の利益だと概算でも約150億円以上の配当金だ。しかし、A氏は150億円でも鈴木と西に支援している金額には足りていなかった。西も鈴木も本当に酷い奴だ。西は自殺してしまったが、鈴木もそれ以上の報いを受けさせないと納得が行かない〗

〖和解協議で締結された「和解書」を、強迫と心裡留保を理由に有効性を認めなかった品田裁判長は、裁判官として最悪の裁定を下した事を一生恥ずべきだが、それだけで済む事件ではない。原告側の証拠をろくに検証もせずに、何の根拠も無い被告側の主張のみを採用することなど、裁判のセオリーからしても有り得ないからだ。全くやる気のない手抜きか、被告側と通じていたかのいずれかしか考えられない〗

〖鈴木は香港で西を自殺に見せかけて殺そうとしたのか。鈴木はTam を使って一旦ワインで薬を飲ませて昏睡状態にして溺死させようと計画していたのだろう。外傷があると殺人を視野に入れた捜査になる。鈴木にとっては西が自殺してくれたら、全ての面で一番都合が良い。折角一命を取り留めた西は、日本に帰ってきて鈴木の仕業による執拗な尾行で精神的に追い詰められ結局自殺してしまった。これでまた1人、鈴木の正体を知る者がこの世から消えていった〗(取材関係者より)

〖鈴木の代理人である長谷川幸雄弁護士は、株取引の根本から事実を歪曲する為にA氏が鈴木に貸し付けた資金の出所が不明であるとして、それを理由に鈴木に対する貸し付けはA氏による捏造であると主張することから始まり、実際の出来事と背景事情についてもことごとく捻じ曲げて、鈴木の正当性を強調する手法を取った。虚偽の証言、虚偽の陳述、矛盾と変転だらけのこんな主張を、裁判で検証によって却下されることもなく、裁判官からの厳重注意もなく、認められてしまうという、あってはならない現実が生じてしまった事は、到底受け入れられない大問題である。鈴木は勿論、代理人の長谷川も弁護士である以前に人としてやってはいけないことをしてしまったことを理由に、懲戒請求される情報がサイトで掲載された直後に弁護士を辞めてしまった。長谷川自身がここまでひどいやり方をしたことを十分に承知していたはずだ。しかし辞めたとしても、絶対に許されることではない〗

〖経済犯罪は、一般の刑事事件と比べれば量刑がはるかに軽い。例えば外為法違反は1年か2年を塀の中で暮らすか罰金刑で済んでしまう。鈴木にとっては大した罪の意識も持たないような違法行為だろう。しかし、外為法違反に脱税、金商法違反、横領、詐欺等が重なれば、同類刑で前科のある鈴木には相当長い懲役が科せられるだろう。そうなれば鈴木なりに苦労して貯め込んだ莫大な隠匿資産は生きているうちに使いきれない可能性がある。というより、鈴木は隠匿資産から生まれる利回りだけでも年間100億円が見込まれる中で、これをどうやってロンダリングするのかが鈴木の懸案になっているのではないか〗(以下次号)

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