〖世間から何と言われようと、金さえあれば全て良し、世間体など一切気にしない、家族にも金を渡せば良いと考えるならば、鈴木も長谷川もこのまま放っておいたら家族も鈴木と同様に犯罪者と見られる。鈴木の家族や身内は肩身の狭い思いを強いられる。鈴木を巡る事件では、鈴木の家族や身内は鈴木自身のしでかした事件だから鈴木同様の責めを負うのは当然として、同様に実害を被るのは長谷川本人と家族、身内ではないかと思う。鈴木の父徳太郎は関係者に「息子と青田は悪い人間」と認めていた。息子の家族についても「嫁の恵子と長男の勝昭は常識あるまともな人間ではない」と言っていたようである。特集記事に掲載している以外にも多くの証拠やテープ類がたくさんあるようだが、今後も必要に応じて公開するべきだ〗
〖裁判は公正な判断が期待されるが、現実はその逆で、裁判官の裁定の誤りか被告との不適切な関係からくる不当な判決が下されることもある。鈴木の裁判は明らかに後者であり、これは裁判では許されない事態だ。原告側もこのような理不尽な判決が下されるとは予想していなかったろう。この問題の解決には再審しかない〗
〖この裁判は、合意書無効の判断が誤りだという事を裁判所が認めなければ、その後の審議が成り立たない。合意書が無効ならば和解書も認められないのは当然のことだと思う。公序良俗違反や心裡留保の判断は全くの誤審で、時間の無駄だったとしか言いようがない。誤審に誤審を重ねた挙句の恥さらしな判決は断じて許されるものではない〗
〖裁判官は、「合意書」契約自体を認めようとしなかった。しかし、確認書には紀井氏が7年にわたり行った銘柄の株取引と利益総額470億5000万円が詳細に記載されていた。なぜこの証拠書類が受け入れられなかったのか、これを詳細に検証すれば株取引と利益が明らかになり、資金の行方も解明できたはずだ。紀井氏の証言で「合意書」契約が裏付けられたはずだ〗
〖A氏の会社にはA氏の豊富な資金(現金)に目を付けた多くの人間が訪問していた。その中には宝石の買取りや世界でも名品と言われて希少価値のある高級輸入腕時計の売込み、絵画、不動産投資という怪しげなブローカーからの売込みも数多くあったようだ。そんな連中の中にA氏が「鈴木のスポンサー」という噂を聞き、「自分ならもっと儲けられる」と言って株式投資のスポンサーになって欲しいという話をもかけて来た者がいた。A氏は西に「兜町ではこんな噂がある」と言って西に真偽を糾したが、西は「そんなことは兜町ではよくある事で信用しないで下さい」と言って誤魔化したようだ。この事は、西と鈴木が兜町で噂になるほど派手に株売買をしていた事が証明されるが、A氏は西の言葉に騙され、それ以上の追及をしなかった〗(関係者より)
〖和解協議の際、鈴木の代理人として現れた青田と平林は、解決に向けて何も手を打たなかった。平林弁護士は最初にA氏との面談で「社長さん、50億円で手を打ってくれませんか」と鈴木の意向を打診したが、A氏が拒否すると以後、交渉らしいものはなく、ただA氏の主張を否定するだけで話が進まなかった。青田と平林は詳細を知らず、話をこじらせたに過ぎなかった。青田も平林も交渉の代理人とは言えない〗
〖西は、香港で瀕死の重傷を負ったようだが、およそ10日後の10月16日には和解協議に出席している。瀕死の重傷を負っていれば、少なくともかなりの傷跡が残っていたはずだが、和解協議ではその事に一切触れられていない。鈴木は犯人にされそうになり、平常心でいられなかったことを理由に和解協議で交わされた和解書の無効を主張し認められた。しかし、香港での事件の事が和解協議で語られたのはわずか10分程度で、合意書の履行を求めた和解協議の場がなぜ強迫や心裡留保になるのか。品田裁判長の裁定は本末転倒のすり替えだ〗
〖この裁判は、原告や関係者にとって信じがたい判決でした。裁判で鈴木と代理人の長谷川弁護士が行った虚偽の主張や証言は、悪意に満ちた戦術で驚くべきものでした。また公平であるべき裁判官の誤った判決が、日本の法曹界に深刻なダメージを与えました。言い掛りや虚偽により真実を否定し、印象操作によってA氏に対する裁判官の心象を極端に悪化させた。その上裁判官のあまりに鈴木側に偏った判決に対して被告側との不適切な関係が疑われています〗(以下次号)